はじめてのかたへ

はじめてのかたへ

当山は昭和初期より、開祖となった大宮楢次が菩提寺を持たない方や、さまざまな事情や悩みを抱えた方の相談に乗り、布教をしたことから始まりました。

昭和四十五年、楢次の居宅の一部に「妙栄結社」を設立。信者の方が多く集まるようになります。
楢次はかねてから人々の祈りのためのお寺を作りたいと、聖地 七面山敬慎院にお祈りしていました。
そうして平成二年、当山はまだ野原が広がる百合が丘に建立され、七面山敬慎院より山号を頂き、楢次の息子大宮憲幸が住職となり平成四年「日蓮宗七面山妙栄寺」として開山しました。

 

 

開山から約35年。

人々の暮らしは目まぐるしく変わり、お寺に求められるニーズも大きく変化しようとしています。

そんな時代の流れの中で楢次の代から信仰を続けてくださる方、菩提寺を持たない方、寄る辺の無い今生に拠り所を求めてくださる方、終活をお考えの方……ひとりひとりのお声を真摯にお伺いし続けることで、現在では多くの檀信徒の方々に支えられるまでになりました。

亡くなったあとだけではなく、苦しみ悩みながら生きる「いま」をお祈りするお寺へ。

住職の大宮憲幸、副住職の大宮泰幸があなたのお話をお伺いいたします。

 

本堂には観音様、御祖師日蓮様とともに人々の願いをかなえる「七面大明神様」、安産・子安の神様である「鬼子母大尊神様」、子孫繁栄の神様である「大黒天人様」を勧請しています。

故人やご先祖様の供養はもちろんのこと、御祈祷寺として訪ねてくださった方の幸福を一心に祈念することを誓って、精進しております。

妙栄寺の紹介